パパの自覚

マインド

 妻の妊娠が発覚し、もちろんとても嬉しいけどなかなかパパになる実感がわかない、そんな私が実践してみたことを皆さんにお伝えします。

 今回の記事は以下のような方に読んでいただき、参考にしていただけると嬉しいです。

  • 妻が妊娠したけど実感のわかないパパ
  • 旦那がパパになる自覚が足りないと感じているママ

コミュニケーションで自覚は芽生える

 結論、「自分がこれからパパになる」この事実を強く自覚するためには、お腹の赤ちゃんやママとたくさんコミュニケーションをとることに尽きると思います。

自然と自覚は芽生えない

 妊娠の知らせを聞いたとき、ママもパパも喜びでいっぱいかと思います。ここから約10か月かけて赤ちゃんを家庭に迎える準備をしていきます。

 準備を始めるうえで一番大切なことはママとともにパパも「これから親になる」と自覚すること。しかし、妊娠の知らせを聞いたからと言って突然自覚が芽生えることはありません。少なくとも私はパパになる実感はわきませんでした。

 パパが親としての自覚がないまま普段通りの生活を送っていると準備が思うように進まない、妊娠中の奥さんの機嫌を損ねるだけでなく、胎児や妊娠中の奥さんを危険にさらしてしまう事もあります。(妊娠中にパパが気を付けるべきこと、気を付けたことについては追々記事にしたいと思います。)

ママとのギャップ

 そもそもママとパパとでは自覚の芽生え方に違いがあります。

 ママは妊娠するとつわりや体型の変化から自然とママになる自覚・実感がわいてくるかと思います。一方で、パパは赤ちゃんが生まれてくるまで自身の体や生活に強制的な変化はなく、自然と自覚がわいてくることはなかなか難しいです。

 そのギャップ故、ママがこれまで通りの生活が送れない中、パパだけがこれまで通り飲みに行ったり遊びに出たりしてしまいがちです。そうしたことでママの機嫌を損ねてしまったり、パパにイライラしてしまうといった経験が皆さんにもあるのではないでしょうか。

 まずはこうした自覚芽生えにギャップがあることをお互いに認識することが、こうしたイライラや不満を解消する第一歩だと思います。

自発的に自覚するには

 それでは、ママとパパの自覚のギャップを埋めるにはどうしたらよいでしょうか。それは、パパの自覚を引き上げるほかありません。

 パパの父親になるという自覚を引き上げる方法は様々あるかと思います。例えば、、、

  • 育児本を読む
  • 妊婦検診や両親学級にママと同伴する
  • お腹を触って胎動を感じてみる
  • SNSで育児系アカウントをフォローしてみる
  • 体調や体の変化をママに聞いてみる
  • 普段やっていなかった家事を行ってみる
  • 育児系アプリをインストールしてみる

と、いった具合でパッと思いつくだけでもこれだけあります。まずは上記のどれでもいいのでやってみる。すると、普段と異なる情報や行動によって少しずつですがパパの自覚が芽生えてくるかと思います。

 特に手頃なものはSNSで育児系アカウントのフォローとかでしょうか。情報源としての信憑性については信頼できないものも多いので十分注意してください。あくまで意識改革の手段としてフォローするのがポイントです。

 しかし、私が強くおすすめしたいのは、ママとの会話や胎動を感じるといったコミュニケーションによる手段です。

コミュニケーションのコツ

 基本的にコミュニケーションの手段に正解はありません。それぞれの関係性もありますので個人にあった手段でコミュニケーションとっていただくのでも構いません。しかし、漠然とコミュニケーションをとるというよりは、ママとお腹の赤ちゃんに対して以下のようなことを意識してコミュニケーションをとると良いと個人的には感じています。

【ママ向け】

  • 体調の具合や変化について聞いてみる
  • 出産前にやっておきたい事行っておきたい所食べておきたいものを話し合う

【お腹の赤ちゃん向け】

  • 「おはよう」、「おやすみ」などの挨拶をお腹にも向かって言ってみる
  • テレビなどを見ながらでもお腹に手を当てて胎動を感じてみる

 いずれも妊娠中ならではのコミュニケーションであり、赤ちゃんが身近に感じるコミュニケーションとしておすすめです。特に出産前にやりたいことや、食べておきたいものについて話し合ったり、計画するのは非常にポジティブな気持ちになるので良いと思います。

 また、胎動を感じたら赤ちゃんが元気に動いている証拠ですので、「元気だね」とか「頑張ってるね」と褒めてあげるとより、パパになっていくことを実感できます。

積極的なコミュニケーションを

 パパになる実感がわかずに不安に思うパパや、旦那が無自覚に思えて不満に感じるママも多いかと思います。冒頭に述べたように特効薬のようなものはありませんが、お腹の赤ちゃんを中心に積極的なコミュニケーションをとることでパパになる自覚も徐々に芽生えてくると思いますので、本投稿で紹介したようなコミュニケーションを実践してみてはいかがでしょうか。

 ポジティブなコミュニケーションが増えれば家庭も明るくなります。何よりもまず明るい家庭にすることが赤ちゃんを迎える準備の第一歩だと思いますので、夫婦で楽しいコミュニケーションをとっていきましょう!

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けんけん

神奈川県横浜市在住|30代
仕事:電機メーカーの研究開発
趣味:キャンプ、スポーツ観戦、お酒
興味:育児、教育、健康

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